大学での出会い

大学での出会い

彼とは、某国立大学のサークルで出会いました。

 

ミステリー研究会というちょっとマニアックなミステリーおたくが集うサークルで、国立大ということもあり、女子は私を含めて4名だけでした。

 

私が3回生の春に新入生として入学してきたのが彼です。

 

彼は隣の県から来ていたので下宿をはじめて間もない頃でした。

 

新歓コンパの自己紹介のとき、地元に2才年下の彼女がいることを打ち明けていたので、はじめは彼女になりたいなんて思いもしませんでした。

 

3回生にもなると、就活のことも考えないといけないし、新入生なんて子供に見えますから。

 

ところが、彼が本当にミステリーマニアだということを知り、ちょっと興味を持つようになりました。

 

あるとき、図書館でレイモンド・チャンドラーの原書を読んでいたのでからかってみると、彼が顔を真っ赤にして反論してきたので、ちょっと私のことを意識しているのかなと、意外に思ったのがきっかけです。

 

それからは、サークルの先輩後輩として付き合っていたのですが、やはり年下の男性というのは一途で純情なもので、気持ちをそらすことが出来なくなり、夏までにはそういう関係になっていました。

 

彼女とはどうしたのか知りませんが、人づてにきっぱり別れたということを聞きました。

 

大学のサークルでの出会いなんてありきたりですが、彼女がいる男性を奪ったのは初めてだったので、今でもちょっと特別な思い出です。

 
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